医学生からはじめる アウトプット日記

医学生のうちにはじめてみたいということで始めてみたブログです。体験のシェアや、日常の医学に関連する疑問の「なぜ」・「なに」を大切にアウトプットする場としても使いたいと思います。少しでもお役に立てば幸いですが、自己責任でお願いします。また、内容に関しては自身の所属等とは一切関係ありません。

本:『スマホ脳』を読んで ~医師の教養@YouTube×民間医局~

スマホ脳』

 アンデシュ・ハンセン (著), 久山 葉子 (翻訳)

医師の教養@YouTube×民間医局

 

 今回、紹介させていただく書籍はスマホ脳』です。絶対手放せないアイテムであるスマホが関係するタイトルということで、とても惹かれました。本来の生産性を高める目的以外でスマホを使うことに対して生理学的な視点も交えながら競輪を鳴らすような書籍でした。

 おそらく書店に足を運んでいる方の中にはご存知の方も多いと思います。1か月程前に乗り換えのついでに品川駅構内のリアルの書店に立ち寄る機会があったのですが、その際もその書店ではランキング1位でした(部門は忘れました)。相変わらず、人気の書籍のようですね。

 今回もこの本を読んだきっかけは半年以上前に書店で見かけたことでした。もっとしっかり読んで自分なりに考えてみようと思ったきっかけYouTube「医師の教養」チャンネル(平島修先生、矢吹拓先生)の動画でした。

www.youtube.com

 

 そして、『スマホ脳』に関して民間医局と医師の教養チャンネルのコラボレーション企画にてパネリストをさせて頂く機会を頂きました。

≪開催報告≫もっと!医師の教養#3(ビジネス編)ー医師として、社会人として、1人の人間として考えてみようー|民間医局コネクト | 民間医局コネクト

 

 そこで改めてもう一度スマホとの関係性を見直してみようと振り返り、新たにスマホとの距離をおくことを決めた次第です。(スマホというよりはスマホ内のアプリ等を含むスマホ全体との関わり方として距離を置きました)

 

 では、書籍の紹介に移らせていただきます。

 

スマホ脳』

 アンデシュ・ハンセン (著), 久山 葉子 (翻訳)

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71PUXUqUpfL.jpg

https://www.amazon.co.jp/dp/4106108828/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_FHKN2SDYM5RSX3GRVR5A

 

<こんな人におススメ>

スマホが手元にないと不安になる人

・気がついたらスマホSNS等を含む)に時間を奪われている

なぜスマホに依存しやすいのかを知りたい人

スマホに奪われている時間を有意義に使いたい

 

 実際に書籍の中では、長年の人類の進化の視点からどのような特徴を持つ人が生存しやすかったか(選択されてきたか)に触れ、人間のホルモン(ドパミン等)の働きからもなぜ依存しやすいかについて説明しています。進化やホルモンの話を混ぜながら、分かりやすいく説明されています。スマホSNS等)の通知ですら、ドパミンとの関係で依存しやすくなるようです。スマホがギャンブルと同じく依存しやすいのかを腑に落ちるように理解できます。具体的なメカニズムやスマホによる影響は本を読んでみてください!!

 

 

 この本を読んで、実際に私が対策してみたこと/考えてみたことを紹介します。

 

スマホへの対策>

SNSのアイコン:画面のすぐ見えるところに置かない(階層的に下にする)

時計:時間を見る際にスマホを見ないようにする

スマホを見ない時間を作る

④機内Wi-Fiにあえて入らない

 

 実際にやってみて感じたことは次の通りです。

 

スマホのアイコン

 Facebook等のSNSのアプリのアイコンを画面のすぐ見えるところから、ちょっと見えにくい階層的に下のところにアプリを配置しました。すると、確かに見る回数はある程度減ったと感じます。一方で、いくら階層的に下の方にあると言っても気になってしまうことがあり、アプリを削除することも徐々に考え始めましたFacebookで勉強会の情報を集めたり、医学的情報を集めたりする際の有用性は感じているのですが、そういった情報以外にも知らなければ知らないでよい(SNS誕生以前は知人がどんな生活をしているのか・食べ物を食べているのか等)情報も多く、次に有用な情報が来るかどうか(情報が手に入るのかもしれないという期待)でドパミンが出ているのではないかと感じました。

 アプリの閲覧時間のタイマーも入れて、気がつかない間に時間をとられないようにしようと心がけてみました。

 

②時計

 スマホをベッドに持ち込むことで寝る前にスマホをついつい見てしまうということから、目覚まし時計はすでに導入していました。ベッドでスマホの画面をみて、そのまま寝落ちして画面(動画再生等)はそのままのようなこともあり、スマホの電池切れをしたことから目覚ましにならないリスクが高いというのもありました。

 iPhone 4Sの時にガラケーからスマホに変更してからは時計をしない日も増えました。しかし、時間を確認する目的でスマホを見たら通知が届いており、そこからスマホに時間を奪われてしまうということが多いことに今さらながら気がつきました(iPhoneが日本で始まった当時はすべてのメッセージ等が自動受信に対応していなかったからというのもありました)。そのため、最近では意識して時計もしてスマホのホールド画面をチェックする事から始まる負の連鎖を根源から少しでも断ち切るようにしています。

 

スマホを見ない時間を作る

 これは『スマホ脳』の書籍内でも実験だったかを含め紹介されています。数時間でさえ、あることに集中することが難しいと感じる今日この頃ですが、その時に見なくてもよいスマホの通知に気を取られて大切な時間を失っている私がいることに気がつきました。

 本当に必要な連絡であれば、電話を鳴らしてもらえばよいと感じています。本当に今すぐ必要であれば、相手もメッセージをちょっと送って終わりということはないはずです。何かに集中したい時には数時間に一度チェックして返信するというようなメリハリをつけた関わり方がとても心地よいです。どうしてもスマホに気がとられてしまう人はスポーツなど、目の前のことに集中できる(集中せざるを得ない)ことをやってみるのもよいかもしれないと感じます。

 

スマホに邪魔されず学ぶ/本を読むなどの対象に集中する時間がとても有意義なものだと感じることができました。たとえ、休日に1-2時間だけであってもスマホから意識を遠ざけて集中できることはとても価値のある時間であると感じました。実際に、この気持ちよさを体感しなおして欲しいものです。

 

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スマホに邪魔されず目の前の世界/本の世界へ

 

④機内Wi-Fiにつながない

 スマホを機内Wi-Fi(インターネット)につながないことを意識するようになりました。昔はJALの機内Wi-Fiがサービスを開始した時にはクーポンのようなものがJALから無料で与えられていたので物珍しさもあり、機内Wi-Fi(インターネット)をつなぎ、特別急ぎの用もなく使っていた記憶があります。

 最近では、JALANAも無料になりました。しかし、電話はできない環境を逆手に取るようにし、スマホは原則的に機内Wi-Fiにつながないようにしました。③のスマホを見ない時間と同じく、PCで作業するなり、本を読むなり、勉強するなり、外の景色みてぼーっとするなり、邪魔されない自分の時間にしています。

 

 

 『スマホ脳』の書籍の中で紹介されている液晶によるブルーライトの影響はあるものの、iPadに関しては、通知は原則何も鳴らない設定にしています。そのせいか、私自身の中ではスマホのような「意味もなく見たい」というような衝動には駆られません。そのため、本当にスマートフォンへの対処ということで実際に対策等をやってみました。

(★本を読んで、実際に何かを始めてみる/取り入れてみる)

 

 スマホに奪われていた時間に目を向けて何か有効に使ってより充実した時間を過ごすヒントとなれば幸いです。スマホに奪われる時間(必要な連絡等以外の時間)をゼロにすることはできないですが、私自身はこのブログを書いたり、ブログにするかを問わず何かを調べたり、教科書を読んだり、思いっきり遊んだり、映画を見たり、比較的何かに没頭する時間に使うようにしています。

 

 実際にスマホ「意味もなく見たい」というすべての衝動に勝つことはできないときもありました。そういう意味でも、アルコール依存症等だけでなく、誰しも身近なものに依存しやすい性質があると知ることもできました。

 そうしたら、なぜ依存症の人がやめられないのか、どのようにやめていったらいいのか、もっと依存症の患者さんに共感できる自分となれるような気がします。そのようなことも医師の教養を通じて先生に教えて頂く機会にもなりました。素敵な機会をありがとうございました。

 

 本日もお読みくださりありがとうございました。