『家でのこと-訪問看護で出会う 13の珠玉の物語』
高橋恵子(著)
巡り合えてよかったと思う書籍の紹介です。普通の医学書を紹介するというより、周辺をテーマにしたものや興味深いものを紹介できればと思います。
【こんな人におすすめ】
- 実習ができない(特に学外実習、地域実習)
- 在宅医療に興味がある
- 患者さんの人生を感じたい
この本を紹介する理由は、やはり実習ができない、とりわけ地域実習や、学外実習に行けないという現状の中、在宅医療の実習・見学に行けなくてもそれを少しでも補える何かをという視点からおススメしたいと思う書籍(まんが)です。
本の中では、訪問看護の際に患者さんや家族の気持ちや人生、生活等から何かが伝わる名場面を抜き出したようなマンガです。もちろん、実際には地味で地道な場面もありますが、このような場面に出会えれば、○○さんという患者さんの人生や在宅医療にもっと興味を持ったりするきっかけになるかもしれません。
そして何より、読んでいるときに涙を流しそうになる、暖かな気持ちになる、そのような体験をしていただければと思います。動画コンテンツのように画質がよければいいというわけでもなく、マンガという読み手の想像力も入れやすいコンテンツ形式だからこそ、これだけ感動できると思いました。
この本はおそらく1時間も経たずに読めると思いますが、涙もろい人はあまり人前では読まない方がいいかもしれません。
ふと、本屋さんの新刊コーナーで手に取るに至るまでのこのご縁に感謝致します。
本日もお読みくださいましてありがとうございました。
今回取り扱った書籍です。アマゾンでの読者レビューをはじめ、気になる方はチェックしてみてください。